戦艦提督~死んでも守りたかった鎮守府~2

まだ艦娘が女性用兵器としての区切りがなく
男性も実験に使われていた頃

計画書止まりだった一隻の巨艦が建造された

彼の名は
“戦艦横須賀”

彼と呼び名が着いているため解ると思うが

男性用擬装を取り付けた少年である

実はこの擬装はある新技術を取り入れた特別製で、擬装自体は本物の船体を持った戦艦である

全長640m

横幅100m

船底からマストまで70m

排水量は大和型の約四倍に値する

29万5000トンである

因みに動かすためには精神を機動力にしているため

集中すれば何てこと無いのだが

欠点が一つあった

それは精神を機動力に動いているため
莫大な精神力を消費すると言う点だ


しかしメリットもある

それは精神力を機動力にしてあるため

砲頭を動かす為等の燃料以外必要無いのだ


兵装は

主砲4連装120センチ砲5基20門

副砲3連装51センチ砲2基6門


6連装25ミリガトリング対空砲火300基1800門

4連装45ミリ対空砲火200基800門

3連装80ミリ対空砲火200基800門

3連装11センチ高角砲100基300門

3連装20センチ高角砲100基300門

という恐ろしいものである

しかし
彼が実戦に投入される事はなかった

何故ならその恐ろしいまでの兵装全てを動かせるまでの精神力を適任者になった少年ですら持ち合わせていなかったからだ

結局この建造は失敗とされ

横須賀は解体

適合者の少年は死んだとされていた


5年後

深海棲艦に棲戦姫が出現し
全世界の海を支配し始めた
その支配の規模は日本海・太平洋全体にも及んだ

この状況を危機とした

日本・アメリカ・イギリス・ドイツは

4国での同盟を組んだ

これが

日米独伊連合艦隊である


しかし状況は悪化し

同盟2年後にしてイギリスが
その1年後に産業大国であるアメリカがやられた

しかし悪いことだけではなかった

諦めず兵器実験を続けていた日本がとある技術を使い

遂に人型兵器

艦娘が作り上がった



  • 最終更新:2016-05-20 22:47:54

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