艦隊レーシング!4

第4話仕事探しと初首都高


はい皆さん
提督です
今どれくらい時が過ぎたかって?
鑑定が終わった次の日ですよ!
そう簡単にストーリーが進むと思うなよ?

アァッ!ヤメテ!!アヤマルカライシトカナゲナイデ~


まぁ冗談はさておき
私は真面目にアレがしたいと…
え?何をするかって?
バッ///俺に言わせんなよ!

ナニだよナニ!

アァ!ゴメンナサイ!フザケナイ!フザケナイカラ!


こほん…

就職活動を…真面目に始めたいのですよ

まぁ走り屋と言っても人間ですからね
やはり
…ここは定番のガソリンスタンドですかね?
某豆腐屋のハチロクが活躍する漫画もガソリンスタンドだったし
あぁ!某関西の環状線をぐるぐる回る漫画では土木

悪魔のように速いZが活躍する漫画ではディスコ

どうしよう
まとまらない!!

よし!昼はガソリンスタンド
夜はディスコに決定!!


と、仕事も決まった所で…

32ちゃんの改造だー!


―――――――――
―――――――
―――――
―――


まず用意したのが

BBSホイール(5万)

トップシークレットの車高調サス(10万)

エンドレスブレーキパッド(5万)

ニスモ製フロントエアロ(8万)

96πHKS砲弾マフラー(5万)

スポーツROM(先輩より無料で戴いた)

リミッターカット(1万)

新品のオイル(3万)


とりあえず第一段階
総金額37万円


提督「さぁ!お前の新しい装備だぜ?」

R32「……」ハヤクハヤク!


~2時間後~


提督「よ~し、また一つかっこよくなっちまったな?」

R32「……」キラキラ

R32GT-RV-spec2

320PS


提督「よしエンジン掛けてみよう」

チュィィイイイイ!
ボォオン!ボオオォォォ…!

提督(綺麗に900RPMで回ってるな)

ボボボボボボボ…!

今夜が楽しみだ…


午前2時

市川パーキングに入ってくる一機の車があった

純白のボディにフロントのみニスモのエアロ
黄金色のホイール
闇夜につんざく咆哮のような爆音を聴けば
ROMとマフラー以外ノーマルと言っても信じないだろう

駐車場に入ると多数の改造車がならんでいた

俺は自動販売機の近くに車を止め
自動販売機で缶コーヒーを買い
啜るように飲む

提督「んー…まんだむ」

俺がコーヒーブレイクをとっていたその時!


シュィィイイイン!

一台のスポーツカーが入ってきた

ロータスエキシージだ
色は黒で緑のラインステッカーを貼っている

提督「…………」

その車は俺の32の横に止めた

ガチャ…

出てきたのは茶色の髪を腰まで伸ばした女性だ
その女性は俺の近くに来ると話しかけてきた

??「エクスキューズミー?」

提督「………」

無視だ
英語は少ししか話せんし

??「オット…またやっちゃったネー」

??「すみません、聞きたい事があるのデース…じゃなかった聞きたい事があるのですが」

ちゃんと日本語で聞いて来たので確りと対応してやる

提督「…なんだ?」

??「環状の攻略の仕方を教えて欲しいのですが」

提督「すまんな…俺は環状初心者だ」

??「………」

提督「だが…―」

??「?」

提督「一緒に走る程度なら良いぜ?」

??「ハイ!」

提督「貴女名前は?」

金剛「金剛と言います」

提督(…もしかして)

提督「バァアニングゥウ?」

金剛「ラァアアブ!!」

提督「……(¬_¬)」ジー…

金剛「―ハッ!?」

金剛「な、なぜそれを?」

提督「戦艦金剛
金剛型戦艦一番艦
 ヴィッカース社建造の高速戦艦…合ってるか?」

金剛「貴方もしかして私のストーカー?」

提督「ちげやい」

金剛「じゃあもしかして…」

提督「横須賀鎮守府着任予定だった提督だ」

金剛「oh…貴方もですか」

提督「?無職かって事か?」

金剛「…ハイ」

提督「んー一様仕事は決めたからな…貴女は」

金剛「そうなんですか?私はまだですけど」

提督「えっ!?エキシージなんかに乗ってんのに?」

金剛「これは退職金で買ったんです、命を賭けた仕事でしたからね、それなりに出たんです」

提督「だから今は就活中だと?」

金剛「ハイ」

提督「うーむ…」

金剛「あ、提督の職場とか紹介してくれませんか?」

提督「一様聞くが何故だ?」

金剛「何ででしょうかね?信頼出来るんです」

提督「信頼とは会って数分の人に芽生える者なのか?」

金剛「さぁ?勘ですね」

提督「勘…勘ねぇ?」

金剛「こう見えて私の勘は鋭いんですよ?外れたことは時々しかありません!」

提督「いや外れるじゃねぇか!」

提督「まぁ良いや…OO町のガソリンスタンドだ、俺の働いてる場所は」

提督(流石にディスコは教えられんだろ)

金剛「ありがとうございます」

提督「あれ?そういえば金剛…さん?」

金剛「金剛で良いです、何ですか?」

提督「金剛ってイギリス生まれなのにあんまり英語は使わないのな」

金剛「それはさっき英語で無視されたので使わないだけです」

提督「あー…」ソラシメ

金剛「普段のしゃべり方じゃないのでかなり疲れますが…」

提督「…普段のしゃべり方で良いよ」

金剛「ワカリマシタ」

提督「って片言ってだけか…なら別にOK」

チラ…

午前3時

提督「俺はこの後少し環状に上がるけどどうする?」

金剛「そうですネー…私も少しだけ上がりマス」

提督「あいわかった」

二人は各々の愛機に乗り込む

提督「先行と後追いどっちが良い?」

金剛「提督先行お願いしマース」

提督「わかった」

チュィィイイイイ…
ボォオン!

キュルルルルルル…
シュォオゥ!

※ここからは手話での会話と独り言などで進みます


新環状


ゴッシュァアアア

金剛「はっ速い!」

ギュルルル…!

シュォオゥ!シュォオオ

金剛「現在速は170キロ…決して遅い訳じゃないノニ!」

金剛(いくらノーマルとは言え着いていけない…!20年以上前の32GT-Rが恐ろしく速い)



一方提督視点では


ゴシュオオオ

スパーーンッ!

提督「おぉっ!」

グッ! ベタブミ

グーーーン

ボゴォォオオオ!

スッ…

プシャン!


提督「加速の伸び、※ブロフの聞き、共に良好」


※ブローオフバルブの事

ボォォオオオオオ!

ギュッ…ククッ…

提督「そして240キロでも問題なしに曲がってくれる足」

提督(素晴らしい!最高だ)

スパーーン!
ボゴォォオオオ!



そして夜はふけて行く













登場人物

提督

物語の主人公
横須賀鎮守府に着任予定だったが…
歳は19歳
今は走り屋
九十九里から首都高に来るのは大変なので引っ越しを検討しているが
横浜でバイトを始めてしまった為
荷物を纏めに行けない
現在は車で寝泊まりし
風呂は銭湯
洗濯はコインランドリーで
と言う生活を送っている

住む場所はもう決めている
次の休日に荷物を纏めに行く

愛車はちょっと手を入れた白のR32GT-RVspec2
320馬力

  • 最終更新:2016-08-23 18:35:15

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